いつもお世話になりありがとうございます。
本来であれば、本日よりプロ野球開幕となる筈でしたが、2週間前の東北地方太平洋沖地震の影響を受け、開幕が延期されています。
世間では延期して当然だという風潮になっていますが、私は果たしてそれでよかったのか大いに疑問が残りますし、残念でなりません。好んで反論する訳ではないことをご理解頂きたいた上で読み進めていただければ幸いです。
そもそも、何故パリーグが主張する4月12日がOKで、セリーグの3月25日や29日ではNGなのか?2軍(開幕済)やオープン戦や高校野球がよくて、公式戦が駄目なのか?です。
節電面から見れば、3月末も4月中旬も同じですし、この先も一緒の筈です。加えてこれから電力の最大需要期に入る夏場の事は棚上げです。(選手も12月でもプレーすると発言しているそうですが、果たして暖房無しで可能でしょうか?) 当然、発表方法そのものやナイター自粛など節電面での改善の余地はあったと思いますが、ここまで一方的に延期ありきの風潮になったのは、マスコミの取り上げ方ではないかと考えます。某球団オーナーの横柄な発言と新井選手会長の実直なコメントを対象的に報道すれば世論は既に決まりです。
何より、選手会の総意だそうですが、日頃彼らを支えている試合のある時でしか収入がない会社や個人の存在を無視しているとしか言い様がないのが寂しいし問題であると思います。球場での売り子さん、食やグッズに携わる方々、球場周辺の商店街、警備やその他も含め1ゲームでどれだけの経済効果があること=死活問題であることまで考えた上での発言だったのか(報道だったのか)疑問です。この間、倒産や自己破産した場合は選手会が責任を持ちますか?過日も述べましたが、やはり経済活動は止めてはいけないのです。
昨日の協調性の話ではないですが、今回は選手会が自己の主張にとらわれ過ぎて周りへの配慮が欠けていたと思います。私も野球人の端くれです。野球は好きだし、新井選手とも同い歳でいつも応援しています。ただ、今回は支持できません。今まで支えてくれた人達を無視するかの様な主張では内部から野球離れがおきてしまうのではないかと危惧します。スタッフや協力会社は弱者ですから、言いたい事も言えないと思います。
逆に、そういった思いを汲んで、選手会の総意として球団側に「予定通りの開幕をしたいから、何としても調整してくれ」と言って欲しかった(マスコミにも)。職業野球だからとか、そういう次元ではなく、夢や希望を与えることのできるプロスポーツ選手として。彼らが球場で義援金を募れば私たち一般人が駅前で行うそれとは比較にならない程の多額の義援金が集まることも知って欲しい。彼らは色々な事に良くも悪くも影響する特別な存在だからこそ、良い影響を与えて欲しい。できない理由を探すのではなく、できることから始めるという前向きな姿勢を見せれば、その姿を見て、勇気や元気も出てくると思う。
今回の様なマイナスの風潮になってしまったことをとても残念に思います。日本人が長年育ててきた「ベースボール」ではない「野球」文化を今後も大事にして欲しい。
結論が出ないことを長々と綴ってしまいましたが、どうか一刻も早く被災地や日本が元気になることを切に願います。その為にもやはり健全な消費・経済活動を続けることは大事だと思います。
感謝。