2013年 2月 28日
安全弁
いつもお世話になりありがとうございます。
松下幸之助 著 「一日一話」 (PHP研究所) 2月28日付 『感謝の心は幸福の安全弁』 より
『感謝の念ということは、これは人間にとって非常に大切なものです。見方によれば、すべての人間の幸福なり喜びを生み出す根源とも言えるのが、感謝の心とも 言えるでしょう。したがって、感謝の心のないところからは、決して幸福は生まれてこないだろうし、結局は、人間、不幸になると思います。
感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。つまり、幸福の安全弁とも言えるものが感謝の心とも言えるわけです。その安全弁を 失ってしまったら、幸福の姿は、瞬時のうちにこわれ去ってしまうと言ってもいいほど、人間にとって感謝の心は大切なものだと思うのです。』
我々の業界で “安全弁” は身近なものですので、妙に共感してしまいます。
間もなく東日本大震災より2年が経とうとしていますが、当時は何事にも 「ありがたい!」 「恵まれている」 と思っていた筈ですが、徐々に「当然だ!」 「当たり前だ」 となっていることと想像します。
今一度、何事にも感謝したいと思う次第です。
感謝